血圧が高い人や高めの人に有効な血圧を下げる呼吸法で腹式呼吸は有効?

血圧が高い時に、血圧を下げる方法として有効な呼吸法に、腹式呼吸というものがあります。この腹式呼吸とはどういうものかというと、なかなか一言でうまく言い表すことが難しいのですが、要は胸、胸郭を意識して息をするのではなく、へそ部分、お腹を意識して呼吸をすることを指します。

とはいっても、人間は当然ながら肺で呼吸しているわけで、肺は胸にあってお腹にあるわけではありませんから、この呼吸法をしても実際にお腹に空気がたまるはずはありません。ただそれを意識して呼吸をすることを指すのです。ですから、いわゆる深呼吸とはまた少し異なります。深呼吸とは単に深く大きく息を吸い込むことであって、特別にお腹を意識して呼吸をすることを指すわけではないからです。

この腹式呼吸と呼ばれる呼吸法により、高い血圧を下げる効果があります。どうしてかというと、この呼吸法により人間はリラックスするようにできているからです。高い血圧は無意識のうちの緊張感がもたらしていることがよくありますから、この呼吸により意識して体をリラックスさせることで、血圧を下げることができるのです。もちろん単にリラックスし心を鎮めるような効果もあることになります。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 下げる