血圧が高い原因に飲酒の可能性も?お酒を飲む量でも血圧が高めになりやすい?

飲酒は少量であれば、直接的に血圧の上昇には関与しませんが、習慣的に一定以上のお酒を飲んでいる場合、血圧が高い原因に飲酒が関与している可能性があります。

お酒を飲むと、一般的には血圧が低下します。これはアルコールが血管を拡張し血流を改善するためで、特に飲酒により顔が赤くなる人は顕著です。このほか、アルコールには血液の凝固を妨げる作用もあるため、血栓ができにくくなります。

但し、これらの作用はあくまでも適度に飲んだ場合の話で、過度の飲酒では話が違ってきます。過去の研究結果から、1日のアルコール摂取量が30ミリリットルを超える人は、血圧の上昇が見られています。

アルコール30ミリリットルとは、ビールで大瓶1本、日本酒では約1合に相当します。飲酒により昼間でも高い状態になるのは、習慣的に一定のお酒を飲むことで交感神経が刺激され、更に血管が収縮されることに原因があるとされています。また、お酒の量と上昇の度合いは比例するため、毎晩大量に飲む人ほどより高い状態が続くことになります。

これらのことから、晩酌の習慣がある人は一日に飲む量を減らしたり、休肝日を設けるなどして原因を取り除くことで、血圧が高い状態を回避することに繋がりやすくなります。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 原因