血圧が高い時にアルコールや塩分の多いものを食べて、脱水の症状になると高めの血圧はどうなるの?

血圧に対するアルコールの作用は様々で、心臓の働きを強めたり弱めたりもします。血管が収縮すると上がり、逆に拡張すると下がります。通常、アルコールを飲むと一時的に血圧が少し下がり脈拍が増えますが、これはアセトアルデヒドという物質が血液中に増える事により、一時的に血管を広げて下げます。

しかし、アルコールを飲み続けると血圧は高い状態になります。医学的にも、飲酒の機会と量が多いほど平均値が高くなる事が分かっています。繰り返しの飲酒によるこの疾患は、人種やお酒の種類に関わらず認められています。

この原因は、血管収縮の上昇、脈拍数を上げる交感神経の活動促進、腎臓からマグネシウムやカルシウムなどの塩分が失われる事などが挙げられてます。アルコールを摂取する際に、つまみなどに塩分の多いものを食べる事も上昇する要因になります。

健常者で血圧が高い方は、アルコールと塩分を摂取すると前述のように更に高い状態になります。一方、お酒には脱水効果があり、たくさん飲料すると体自体も脱水状態に陥ります。

水分と塩分などの電解質が失われますので、今度は血液量が減少して逆に血圧低下が起こり、酷い場合は目眩や吐き気を催し、急性中毒の場合は深刻な状態に至るケースもあります。飲み過ぎて脱水状態にならないようにすべきです。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い アルコール