血圧が高い時にアルコールを摂取し、翌日血圧測定した場合、どんな影響があるの?

アルコールを日常的に一定量以上摂取し続けていることが、血圧が高い原因となることは知られています。しかし、アルコールには血管の拡張効果があるため、飲酒時は逆に血圧は下がります。

通常アルコール摂取は夜に行うので、飲酒からその翌日の24時間の変化を血圧測定の結果とともに示していきたいと思います。

まず、夜飲酒時は飲酒制限時にくらべ血圧は低いことが確認されています。睡眠後、起床時の血圧測定では飲酒制限時よりも高いという結果が出ています。

また、日中に関してもやや高いことが分かっています。しかし、翌日の一日を平均化した場合においては、飲酒時、飲酒制限時で大きな変化は見られないということが確認されました。

翌日に血圧測定がある場合に飲酒が制限される理由としては、朝の時間帯において血圧が上昇することが確認されているためであることがわかります。

では、通常どのくらいの量までが適切なのでしょう。1日のアルコール摂取量が60ml以上になると、がん、心疾患、脳血管障害による死亡のリスクが増大することがわかっています。

血圧が高いと感じている方はやや注意が必要ですが、適度な飲酒であればストレス軽減の効果もあるので、過度な飲酒はしないようにするということが重要です。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い アルコール