血圧が高い場合の喫煙は血圧の上昇にどのような影響があるの?

血圧が高い場合の喫煙はその上昇に影響を及ぼします。その原因はタバコに含まれるニコチンです。交感神経が刺激されると血圧が高い状態になります。

ニコチンは交感神経を刺激するので、喫煙することによって上昇してしまうというわけです。タバコを1本吸うことで血圧が10から20㎜Hg上昇し、心拍数も20回前後増え、その状態が15分ほど続くと言われています。

これだけならごく短時間の影響ですみますが、1日に何本もタバコを吸うとどうなるでしょうか。例えば1日に20本タバコを吸う喫煙者の場合、1日に20回も血圧が変動するということになります。そうなれば血管が影響を受けないはずはありません。

1日に何回も血管に負荷がかかれば、ダメージを受けて動脈硬化の原因になります。しかも1日だけではなく何年もの間、毎日この状態に繰り返されていたとしたらどうでしょう。血管が痛みボロボロになれば、心疾患、狭心症、不整脈、脳梗塞、腎臓病などの病気になるリスクが非常に高くなります。

健康診断で血圧が多少高いと診断されても、許容範囲内だからと安心するのは早計です。もしも喫煙しているなら今すぐ禁煙をおすすめします。喫煙は百害あって一利なしです。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 喫煙