血圧が夜だけ高いことがあるのはなぜ?朝と夜の違いが出やすい理由は?

血圧は、一般的には朝が高い傾向にあり夜は低くなりますが、生活習慣によってはなぜか夜だけ高い人も存在するなど、個人によって大きな違いがあります。

朝晩でなぜ測定値に違いが見られるかと言いますと、人は寝ている間は副交感神経が優位になっていますが、朝起きると交感神経が活発になるため血圧が上昇します。その後、夜になると副交感神経が優位になり再び下降しますが、残業が多い人や心配事がある人のようにストレスを抱えている状態では、夜になっても交感神経が活発な状態が続くために、血圧が下がらない状態となり、寝付きの悪さにも繋がります。

このような状態を改善するには、ストレスの原因を取り除くことが近道となりますが、中には別な要因が影響していることもあり、その場合は生活習慣を改善する必要があります。

また、昼間は血圧が低いのに夜だけ高い人は、病院で診察や検査を受けても症状として現れにくいことから、家庭用の測定器を使用するなどして自分で管理することも大切です。特に糖尿病や糖尿病予備軍など、既に生活習慣病に罹患していたり、その疑いがある人は血圧が朝以外にも高くなることがあるため、なぜその時間帯だけ測定値に違いが生じるのか、原因を見極めることが重要となります。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 夜