血圧が高い場合、酒を飲んでからの入浴が血圧高めのカラダに悪影響だと言われる理由は?

血圧が高い場合には、お酒を飲んだ直後に入浴すると危険であるという理由は二つあります。まず、お風呂に入ることで体が温まりますので、一時的に血液の流れもよくなり、アルコールも体全身に回ることになるのです。

従って、酔いを醒ますつもりで入浴したのが逆に、さらに酔った状態になってしまうのです。つまり、大量の血液が全身に送られることで脳や心臓の血液が不足し、それにより、脳貧血、不整脈、心臓発作などを引き起こす危険性が高い状態となるのです。

もちろん、酔いで平衡感覚を失い、ただでさえ滑りやすいお風呂で転ぶこともあります。
また、お酒を飲むと一時的に血圧が下がるのですが、実は、入浴することでも血圧は同じように下がるのです。つまり、相乗効果によって貧血状態になったり、最悪の場合には気を失ってしまうこともあるのです。

実際にこの理由により、お酒の飲んで入浴して溺死したというケースもあるのです。血圧の高い人は特に注意しなければなりません。このような理由からお酒を飲んだ後にはすぐにお風呂に入ることはせず、できれば2時間位たってからお風呂に入るようにしましょう。旅先などで温泉に入るときにも、同様に飲酒後の入浴には十分注意しなければなりません。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 酒