血圧が高い時に運動することによって、脈拍や心拍数が上がると血圧にも影響はある?

血圧が高い低いに関係無く、運動することにより筋肉や皮膚への血流量が増加すると共に、脈拍や心拍数が上昇するため血圧は上がることになりますが、極端に高くない限り運動は良い効果をもたらします。

運動を始めると交感神経が優位となり、内臓に集中していた血流は筋肉や皮膚へ優先的に配分されるため、体全体に血液を巡らせる必要が生じることから心拍数や脈拍が上がることになります。運動が終わった後は、徐々に脈拍や心拍数が減少すると同時に血流も減少します。

体を動かすと交感神経を刺激するホルモンを消費するため、体を動かした後は副交感神経が一時的に優位となり血圧の高い状態を抑制します。この効果は数日で無くなりますが、定期的に体を動かすことで血流を安定させることができます。

但し、トレーニングの種類によっては急激に血圧が上がる危険があるため、極端に高い人はもちろんのこと、若干高めの人も体に合った方法を取り入れる必要があります。

最も効果的なのが、ウォーキングなどの負荷の軽い有酸素運動です。短距離走や筋肉トレーニングなどは、一時的に血圧が急上昇する一方、ウォーキングのように負荷の軽いトレーニングはあまり急激な変化は見られないため、定期的に実施することで体に負担を掛けることなく健康を維持することができます。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 運動