血圧が高い高齢者が運動をすると若い人と比べて血圧が高めになるリスクは上がるの?

血圧が高い人に適切な運動療法を行なうと血圧は下がることがわかっています。運動療法を始めてからおよそ3ヶ月〜6ヶ月で効果が出ると言われています。

運動方法でおすすめなのが中等度の有酸素運動が良いと言われています。一般的に言われている筋トレも大事ですが、血圧のコントロールのためには有酸素が効果的です。

心拍数や自覚的運動強度から決定します。心拍数の場合、カルボーネン法と言われる推定式を用いて運動強度を決定します。目標心拍数=(220-年齢-安静時心拍数)×強度+安静時心拍数で求めることができ、強度は50~70%が良いとされているため、0.5~0.7を代入して計算します。一方自覚的強度では自覚的に「ややきつい」と感じる程度で強度を決定します。1回の時間は20分以上、頻度は週に3回以上が推奨されています。

若い人と比べると高齢者においては、いろんなご病気も生じてくるのでリスクは高いですが、基本的には過剰な強度でなければ問題はありません。ただし、リスクを考慮すると高齢者の場合は低強度から始め、徐々に強度を上げていくのが良いでしょう。

血圧が高いからといって決して活動を制限する必要はありませんが、高すぎる場合にはリスクが伴うので、特に高齢者の場合は他の病気も関わってきますので医師に相談してから行なう方が良いでしょう。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

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