血圧が睡眠明けの朝だけ高いという人や夜間に高めになりやすい人がいるのはなぜ?原因は?

血圧が高い人の中には、仮面性というタイプの人がいます。

これは、病院やクリニックなどで血圧を測った時は基準値内なのに、早朝や夜間寝ている間は高い状態であるために、医療機関では異常を拾いにくいタイプです。医師や看護師の前では優等生の仮面をつけている、と言うことで仮面性と呼ばれています。

夜間に高くなりやすい人は、慢性腎臓病のある人、糖尿病や心不全のある人、睡眠時無呼吸症候群のある人などが原因としてあげられます。夜間に高くなるタイプを見抜くには、医療機関で24時間血圧測定をしてもらうことをお勧めします。

これとは逆に、早朝が高い人もいます。
冬は寒さが原因となって早朝に高くとなっているケースや、寒さに敏感で高い状態になる人もいます。

早朝に高くなりやすい人は、睡眠時間が短い人、睡眠の質が良くない人があげられます。
また、過度の飲酒や喫煙も原因としてあげられます。

ビールならロング缶1本、日本酒なら1合までが1日の適量です。
タバコは1本吸うと10mmHgくらい血圧をあげます。禁煙することを強くお勧めします。

血圧が高い状態を放置すると、脳梗塞や心筋梗塞、慢性腎臓病などを引き起こすリスクが高くなります。きちんと医療機関で治療や指導を受けましょう。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

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