血圧が高い人や高めの人の原因に喫煙は関係があるの?

血圧が高い人の多くは、生活習慣に原因が潜んでいます。関係のある生活習慣に喫煙や食生活の偏り、運動不足や食べ過ぎによる肥満などがあげられます。

喫煙は健康に様々な影響を与えることで知られていますが、血圧が高い原因にも関係が深いのが特徴です。長く喫煙を続けると、血管へダメージが蓄積します。血管が硬くなることで、結果的に高い血圧になる原因の1つになります。

煙草の煙には数多くの物質が含まれていて、その中でもニコチンや一酸化炭素には血圧を上げる働きがあります。ニコチンは特に血管と関係の深い物質で、ニコチンを摂取することで副腎が刺激され、血圧を上昇させるホルモンの分泌が起こります。

さらに交感神経が優位になることで、脈拍が増えて血管を流れる血流量が増加します。喫煙習慣が長いと、動脈硬化を促進させる悪玉コレステロールが増加するので、硬くなった血管に血栓が詰まることで生じる狭心症や心筋梗塞の発症リスクが高まります。ニコチンには依存性があり、健康に悪い影響を与えると理解していても、なかなか止めるのが困難です。

近年では辛い我慢を行わなくても、自然と喫煙に対する欲求を抑えられる治療法などが開発されていますので、禁煙外来で医師の指導のもと禁煙を行うのがおすすめです。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 喫煙