血圧が高い時の喫煙や飲酒は害がある?喫煙と飲酒がカラダに与えるメカニズムって?

血圧が高い時の喫煙や飲酒が害を及ぼす理由は、次のような体のメカニズムのためです。喫煙や飲酒はひとくくりにされ健康を害するものとして語られがちですが、その性質により身体にたいする影響はそれぞれ異なります。

飲酒は少量であれば害は認められません。善玉コレステロールと言われるHDLコレステロールを増やす働きをもっていたり、飲酒時はアセトアルデヒドが血中で増え血管を広げるため血圧は一時的に下がります。

しかし時間が経過しアルコールの血中濃度が下がるときに血管が収縮して数値上がるメカニズムになっており、これを繰り返すことで慢性的に血圧が高い状態になるのです。そのボーダーは国内外の研究に基づき、日本酒1合弱、ビール350ml程度、ワイングラス1杯弱、焼酎0.5合弱とされています。

一方喫煙が人体に害を及ぼすメカニズムは、ニコチンが副腎を刺激して血圧を上げるホルモンを分泌し、さらに交感神経を刺激することで血圧が高い状態になることにあります。飲酒が飲み方によって身体に良い影響をもつことに対し、喫煙はどの側面からしても人体に悪影響しか及ぼしません。

自力で辞めることが難しい場合は禁煙外来で相談することが望ましいと言えます。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 喫煙