血圧が高い時間帯がある理由|血圧の値に差があるのはなぜ?

血圧は常に一定というわけではありません。食事や運動、ストレス、気温の変化など、様々な理由で血圧は変動します。

1日の中でも一定の変動パターンがあります。朝の時間帯は低く、徐々に上昇し始め、活動する日中は高い状態になります。そして夜の時間帯になるにつれて下降し、睡眠の時間帯はさらに下降します。

こうしたパターンを日内変動といいますが、日内変動が生じる理由は、自律神経の活動と関係があります。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、血圧は交感神経が活発になる日中に上昇し、副交感神経が活発になる夜間に下降するので、1日の中でも大きな差が生じるのです。

こうした1日の中で変動がある理由を十分に理解し、高いときと低いときの差を把握することが重要です。測定に関しても、高い時間帯に測定した日と低い時間帯に測定した日で差が生じることを理解しているかいないかで、受け止め方が大きく違ってきます。

理解していれば、低いはずの朝方、高くなっていた場合に、何か気を付けなければいけない状態であることがわかります。逆に日中に測定して、若干高くなっていても、それほど心配する必要はないことがわかるはずです。1日に2回測定して、自分の日内変動の中での平常値を把握することができれば、理想的です。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 時間帯