血圧が高い高齢者の方がお風呂に入る時の注意点は?

ヒートショックという言葉があります。

室内の急激な温度差による体への悪影響を言います。
血圧が大きく変動して、失神や脳梗塞や心筋梗塞の原因となることがあります。
家の中で高齢者が死亡する原因の約4分の1を占めています。

入浴事態は血管が広がって血圧を下げるのですが、脱衣所が寒いとそれがストレスとなって血圧が上がります。

47都道府県の消防本部への調査では、2011年に入浴中の心肺停止で救急搬送された65歳以上の高齢者は9360人でした。
1月は8月の11倍もの搬送率です。

普段から血圧が高い人や、糖尿病の人、悪玉コレステロールの高い人、高齢者は特に注意が必要です。

脱衣所の温度が重要な注意点となります。
対策は、脱衣所にヒーターを置いて暖かくしておく、お風呂にお湯をはるときはシャワーを利用する、日没する前にお風呂を済ます、などが推奨されています。

また、お風呂のお湯の温度は38~40度くらいがベターで、それより高い温度はヒートショックのリスクも高くなります。
そして首までお湯に浸かると水圧で体に負担がかかり血圧も高くなりやすいので、心臓の高さより深く浸からない様にすることも、注意点の1つです。

高齢者が入浴している時は、ご家族の方は時々状況を確かめることも注意点にあげられます。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 風呂