血圧が高い時は、血圧を下げるために、お酒やタバコは控えるべき?

血圧が高い時、それを下げるためにお酒やタバコを控えるべきかどうか、またそれらがどのような影響を及ぼすかについてですが、血圧が高い時、そしてそれを下げることを意識するのであれば、お酒やタバコは控えるべきだと言えます。

そのままお酒もタバコも好き放題と言う状況では、血圧の状態がますます芳しくない方向に進んでしまう可能性も高くなってしまいます。ではどうしてそのようなことが言えるのかと言うと、これはお酒やタバコが血管や血圧に対して良くない影響をもたらすためです。

まずお酒ですが、この中に含まれているアルコールには時間の経過と共に血管を収縮させる作用があります。血管が収縮すれば、その中を流れる血液が血管に対して与える圧力も大きくなりやすくなるため、下げるためには逆効果になってしまうと言う具合です。

次にタバコですが、この中に含まれているニコチンには血圧を上昇させるホルモンを刺激する作用があります。そのため喫煙を続けていると、そのホルモンが刺激された状態が続き、血管に対する圧力も高い状態が続きやすくなってしまうと言う具合です。更にニコチンには、血管に大きなダメージを与える作用もあり、これも下げるためには良くないことです。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 下げる

血圧が高い原因に飲酒の可能性も?お酒を飲む量でも血圧が高めになりやすい?

飲酒は少量であれば、直接的に血圧の上昇には関与しませんが、習慣的に一定以上のお酒を飲んでいる場合、血圧が高い原因に飲酒が関与している可能性があります。

お酒を飲むと、一般的には血圧が低下します。これはアルコールが血管を拡張し血流を改善するためで、特に飲酒により顔が赤くなる人は顕著です。このほか、アルコールには血液の凝固を妨げる作用もあるため、血栓ができにくくなります。

但し、これらの作用はあくまでも適度に飲んだ場合の話で、過度の飲酒では話が違ってきます。過去の研究結果から、1日のアルコール摂取量が30ミリリットルを超える人は、血圧の上昇が見られています。

アルコール30ミリリットルとは、ビールで大瓶1本、日本酒では約1合に相当します。飲酒により昼間でも高い状態になるのは、習慣的に一定のお酒を飲むことで交感神経が刺激され、更に血管が収縮されることに原因があるとされています。また、お酒の量と上昇の度合いは比例するため、毎晩大量に飲む人ほどより高い状態が続くことになります。

これらのことから、晩酌の習慣がある人は一日に飲む量を減らしたり、休肝日を設けるなどして原因を取り除くことで、血圧が高い状態を回避することに繋がりやすくなります。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 原因