血圧が高い症状は食後に多いの?塩分を多くとってしまうと血圧が上がりやすい?

血圧が高めと言っても、高い方が130mmHg以上140mmHg未満であれば、それほど危険な症状ではないと言えます。でも正常値からやや高めなので、塩分控えめ、適度な運動、ストレス解消などの努力は必要です。

測定時期については、時間帯とか食前食後の関係ですが、病院がすすめるのは、起床してから少し時間が経過したときで朝の排尿などを済ませてからと、夜は食後2時間を経過したころとされています。夜の場合は食前がいいとする病院もあります。

実は血圧は一日中変動しており、時間帯や何かの動作によっては、通常値でないことがあるからです。

たとえば排便中や直後は、かなり高い数値になります。外出でかなりの歩数歩いて帰宅してすぐ測定すると、こちらは高い数値が出たり、逆に低い数値が出たりすることがあります。

ということで、ある程度落ち着いているときに測定しなければ、手当が必要な症状かどうか判定できないということになります。

食後は、身体に消化のためなどの負担がかかった後なので、避ける方がいいのです。2時間という目安がありますが、お酒が入ると血圧は一時的に下がるので、そのときは食前がいいでしょう。

塩分は控えないと症状はどんどん悪くなります。塩分を口に含んだ瞬間に上がるというわけではないのですが、血圧にとっては大敵です。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 症状

血圧が高い時にドリンクのトマトジュースは血圧を下げる?トマトジュースの塩分量には注意が必要?

過剰な量の塩分を摂取すると引き起こされる血管の収縮は血圧の数値を高いものにしてしまうのですが、これにはドリンクのトマトジュースが最も有効的な対策となっているというのが有名な説となっています。

それは何故なのかと言いますと、その理由はドリンクのトマトジュースにカリウムが含まれているからなのですが、これが有効な理由を知るためには、まず過剰な量の塩分によって血圧を高い数値へと上げる原因となるのが血液中のナトリウム濃度の上昇であるということを覚えておかなければなりません。

これは血管の収縮によって引き起こされる塩分の排出を行う遺伝子の働きの抑制が原因となって起きる現象となっているのですが、実はカリウムという栄養素にはこの現象で上昇したナトリウムを体外へ排出する働きがあるのです。

そのため血圧が高い時にはドリンクのトマトジュースが有効なものとなるのですが、ここで注意したいのが質問でも問われているトマトジュースの塩分量になります。

これは上述した様に塩分の摂取こそが血圧の上昇を招いてしまう原因となっているからで、このために血圧対策としては無塩トマトジュースの摂取が推奨されているのです。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

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血圧が高い時にアルコールや塩分の多いものを食べて、脱水の症状になると高めの血圧はどうなるの?

血圧に対するアルコールの作用は様々で、心臓の働きを強めたり弱めたりもします。血管が収縮すると上がり、逆に拡張すると下がります。通常、アルコールを飲むと一時的に血圧が少し下がり脈拍が増えますが、これはアセトアルデヒドという物質が血液中に増える事により、一時的に血管を広げて下げます。

しかし、アルコールを飲み続けると血圧は高い状態になります。医学的にも、飲酒の機会と量が多いほど平均値が高くなる事が分かっています。繰り返しの飲酒によるこの疾患は、人種やお酒の種類に関わらず認められています。

この原因は、血管収縮の上昇、脈拍数を上げる交感神経の活動促進、腎臓からマグネシウムやカルシウムなどの塩分が失われる事などが挙げられてます。アルコールを摂取する際に、つまみなどに塩分の多いものを食べる事も上昇する要因になります。

健常者で血圧が高い方は、アルコールと塩分を摂取すると前述のように更に高い状態になります。一方、お酒には脱水効果があり、たくさん飲料すると体自体も脱水状態に陥ります。

水分と塩分などの電解質が失われますので、今度は血液量が減少して逆に血圧低下が起こり、酷い場合は目眩や吐き気を催し、急性中毒の場合は深刻な状態に至るケースもあります。飲み過ぎて脱水状態にならないようにすべきです。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

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血圧が高い原因には食事の塩分は関係ある?食生活の改善方法って?

血圧が高い原因の1つに、塩分の多い食事や不規則な食生活があげられます。元々、日本人が昔から食べている和食には塩分が高いものが多くあります。これは、食材を保存するために塩を利用してきた歴史と和食の調理法などが関係しています。

それから、日本人も濃い味付けを好む傾向があると言われており、東北などの寒冷地では特にその傾向が強いとされています。

ですから、普通の食事をしていても塩分は多く摂取してしまいがちです。それに加えて、カップラーメンなどのインスタント食品には食塩が多く含まれています。味付けの濃い食事は高い血圧の原因になりますので、インスタント食品ばかり食べているという食生活の人は注意が必要です。

また、野菜をほとんど食べないという食生活も、血圧が高くなる原因になってしまいます。野菜や果物に多く含まれているカリウムは、体内にある余分な塩分を腎臓から排出する働きをしてくれます。

腎臓の働きが低下してしまうと余分な塩分が腎臓に残るので血圧は高くなってしまうのですが、カリウムはそれを防いでくれます。カリウムはりんごやバナナといった果物に多く含まれています。また、ホウレン草やパセリ、納豆、ニラ、アボカドなどにも多く含まれています。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

血圧 高い 原因

血圧が高い場合、食べ物の塩分量は控えるべき?適度な運動は効果的?

朝はみそ汁にアジの干物にお漬物と焼きのり、醤油、「日本の食べ物は美味しいなあ」と言う人も多いでしょう。

しかし、この食事では厚労省が推奨する1日の塩分量を超えます。
およその塩分量を見てみましょう。

みそ汁1杯で2g、アジの干物1匹が1.7g、浅漬け6切れで1.0g、醤油小さじ2で1.7gですから、合計6.4gになっています。

現在、日本人は1日に約12gの塩分を取っています。しかし厚労省は血圧の高い人が多いので、これを半分の6gに減らすようにと推奨しています。

上記の食事から塩分を半分に減らすには、どうすればいいでしょうか?
醤油をやめるとマイナス1.7gです。
干物ではなく生のアジに軽く一つまみの塩を振ればマイナス0.7g、浅漬けを半分にしてマイナス0.5gで、合計で2.9g減です。

血圧が高い人は、干物や練り物、漬物などの食べ物は極力避けたいところですが、まずは半分や3分の1に減らすことから始めると良いでしょう。
塩分を5g減らすと、血圧は5~10mmHg下がるというデータがあります。

食べ物だけでなく、運動も重要です。
運動は血管を広げて血流を良くするので、血圧が高い人にもおすすめです。
毎日運動すると血圧は5~20mmHg下がる、というデータもあります。

減塩と運動で、健康な毎日を過ごしましょう。

(*:注)このページで記載している「血圧が高めの方」「血圧が高い方」の基準は、収縮性血圧が130mmHg以上140mmHg未満の健常人を対象にしています。

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